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ミラノ

イタリアという国は本当に素敵なところです。
私たちはミラノ、ヴェニチア、フェレンッエ、ローマ、ナポリ、ポンペイと各都市を回りましたが、それぞれ全く違った個性を持った素晴らしいところばかりでした。
欲を言えば、各都市にもう少しづつ日にちをかけ、ゆっくりまわりたかったのですが、そういうわけにはいかなかったので「とにかくぜーんぶこの目の中に収めるぞ。」という勢いで精一杯楽しんできました。

まず、一番最初に行った都市がミラノでした。
ミラノでは『スターホテル・プレジデント』というところで2泊しました。

ミラノは国際的な商業都市です。
国際見本市などがあり、世界中からありとあらゆる商品が集まってきます。
なんだか、商業都市と聞くとお金儲けというイメージがあるのですが、意外や意外それとは全く正反対の一面もありました。

日本では、都会ではビルや建物の上には大きな看板やネオンサインでいっぱいですよね。
ここミラノはイギリス第2の都市なのですが、大きな看板やネオンサインは全く見当たりません。
ネオンサインでの電力の浪費をいいことだと考えないからです。
また、古代からづづく街の美しさを損ねることのないように、大きな看板や街にそぐわない建物は許可が下りないのです。
街は車で溢れているのに大型駐車場は一つもありません。

「イタリア人は大変大雑把で、手紙や郵便物は届く時と届かない時があるよ。」なんて聞いていたので、その大らかさと街を愛する繊細さとの大きなギャップに驚いてしまいました。

さて、私たちの観光について話しましょう。
一番最初に行った場所は巨大な居城スフォルツェスコ城です。

スフォルツェスコ城

14世紀にミラノを支配したヴィスコンティ家の居城を、15世紀にスフォルツァ家が改築したミラノ最大の歴史的建築物です。

一角にはミケランジェロの未完の大作『ロンダニーニのピエタ』が展示されている市立美術館があるのですが、この日は残念ながら月曜日で美術館へは入れませんでした。

ミラノではミケランジェロが作ったものだとか、レオナルド・ダ・ヴィンチだとかが内装をした建物だとかがごく普通にたくさんあるのです。
教科書でしか見たことがない偉大な人たちが本当にここで生き、生活をしていたのだと思うと感慨深いものがありました。

次に行ったのガッレリーア・ヴィットーリーオ・エマヌエーレ2世です。

ガッレリア

1867年に建設されたジョゼッペ・メンゴーニ設計による十字型アーケードです。ガラスと鉄で出来たドーム型の天上は当時としては最新のテクノロジーを注ぎ込んだ斬新なものでした。

現在もカフェやプラダ・ヴィトンなどの有名ブランド店が連なりたくさんに人々でにぎわっています。

天上が十字になっているように道もここが四つ角になっています。
その真ん中に雄牛のシンボルがあります。

雄牛のシンボル

この雄牛のシンボルの丁度中心をかかとで踏んでクルクルと時計と反対周りに3回まわるともう一度ここを訪れることが出来ると聞き、さっそくクルクルとまわってしまいました。(笑)

私たちは昼食をこの辺りで食べることにしました。
教えていただいたお店に入ってみました。

ミラノのレストラン

イタリアは食べるものがおいしいと聞いていたのですが、想像以上です。
ピザとスバゲッティーを食べたのですが、もーメチャクチャおいしかったです。
私の持っているデジカメの枚数が限られているのでお料理を撮ることが出来ずに残念です。
これでは、和食が恋しくなりそうにもありません。
それよりも、日本に帰ってイタリア料理が恋しくなるのではと心配なくらいでした。(笑)

そして、この道を抜けるとミラノで私がもっとも感動したドゥオーモにたどり着きます。
ミラノのドゥーモは本当にすごい!!
1386年から500年を費やして完成したゴシック聖堂はミラノで活躍した芸術家達の共同作業だそうです。

全体像ははHOMEのところの大き目の写真です。
この写真からでは、そのすごさがあまり伝わらないかもしれませんが、とにかく全て残部が細かい彫刻で出来ているのです。
ドゥーモの中もとっても素敵なのですが、何より外がすごいのです。

ドゥオーモ屋上 彫刻

エレベーターで屋上へ昇りました。
聖者の彫刻が数限りなくあり、ものすごい、とにかく圧倒されてしまいます。

写真であの迫力が伝わらないのがなんとも残念です。
もし、興味がある方は是非、是非見に行っていただきたいくらいです。
さて、伝えたいことはまだまだあるのですが、今回はこのくらいにして次回に続くことにします。




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